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弱さを曝け出せない愚かな自尊心と 強くある事で保てる日々の狭間で
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誰かの痛みや悼みを感じ取る事ができるのは、
それを経験している人だけ。
苦しさから誰かを救えるのは、同じ境遇に身を置く人だけ。
感じ取れても真に理解する事なんて出来ないはず。
だって、その人は私では無く、私はその人では無いから。


誰かを思って流す涙はとても綺麗かもしれない。
相手を思う優しさと言えるのかもしれない。

だけれど、それが何になる?
それは何の涙?
感情移入して涙するの?
もし、自分が同じ立場であればどう苦しいかを想像して涙するの?
相手がどれだけ苦しいかを考えて涙するの?
そしてふと我に返った時に、自分が相手よりも恵まれている事実に安堵するの?
あぁ、私の方がまだ幸せなんだ、と。

それらは他人事だから流せる涙。
所詮は綺麗事で、恵まれている事を再確認する手段になり下がる。


救える手だてを持たない者が、
口先だけの優しい言葉をかけて、一緒に泣いて、それが一体何になるのだろう。
救う気持ちがあるのなら、
いっそ、同じ境遇に身を置いてみればいいのに。
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